☆釣り好きサラリーマン☆

つづき・・・

ようやく辺りも明るくなり、いよいよ釣りスタート！



まずは、コペンさんの釣りを観察！

潮の流れ、魚の動き、その他色々な海の状況などを丁寧に観察している様子。。。
コペンさん流にいえば、どういう「組み立て」をするかを考えている時間である。。

潮の状況がこうで、魚があっちにたまりそうなので、この立ち位置（釣り座）からだとこう攻めていく！というようなイメージをして、仕掛けを組み立てていく。。。

今回コペンさんには釣行前から一つ課題があり、G杯予選、決勝で上手くできなかったこと（やらなかったこと）を実際に舞台となった米水津で確認したいとのこと。
G杯決勝の前釣りで、なかなか掴めないパターンが迷いとなって、迷いから来るいくつかの失敗が一番の敗因と語る。。。
結局、大会最終日の釣行では、開き直って攻めた結果が爆釣！

そのことを確認したくて、今回は米水津での釣行となった！

色々な磯での釣行経験があるコペンさん曰く、米水津の潮は比較的軽い（コペンさん流の表現）ので、鉛は軽い仕掛け（もしくは打たなくても）十分仕掛けは入る！ただ、今回はそれとは逆に、重い仕掛けでいかに対応出来るか（いかに早く釣るか）魚が違和感として感じている部分がどこにあるのか？を見極め、パターンを掴みたいとのこと。


例えば、極端に浮力が5BのウキとG2のウキで、しっかりその浮力分の鉛を打った場合・・・
魚にとってどっちが違和感を感じると思いますか？

イメージ的には、重い5Bの方が違和感を感じると考えるかもしれません。
ただ、しっかり鉛を打ち、ウキが座ってる状態だと、実はどちらも同じで魚にとってはそれほど違和感にはなってないのではと考えられる。だとすれば、しっかり鉛を打って仕掛けを魚の棚まで送り込んだ方が勝負が早い！

イメージとして、「仕掛けを投入→ガン玉が沈下→設定しているウキ止め位置で鉛はストップ」となった場合、これ以上は鉛は沈下することはもちろんない。（この時点でガン玉の役目は終わりとなる）

その状態を作った時、水中でのガン玉は発砲スチロール同様にプカプカと浮いているだけで、魚にとっては全くと言ってよいほど違和感を与えてないと考えられる。

がしかし、重いガン玉を使用するとそれなりにリスクが高くなる。
潮や風、またはライン操作のミスなどで仕掛けを引っ張ってしまうと、重い鉛の場合はそれだけで違和感を与えてしまう。

仕掛けが引っ張られ、ガン玉がまた沈むという動きを始めた時、もしくはウキがプカプカと浮いてる状態になっていて、水中でガン玉が上下運動（引っ張られて、沈下の繰り返し）を繰り返すと、これは魚にとってはかなりの違和感を与えてしまうことになる。

風のいたずらや潮のいたずら、ラインの操作ミスなどで、仕掛けが上下に動くと、それだけで魚が釣れない状況を知らず知らずのうちに作っていることになる。特に重たいガン玉は違和感が強い。

重い仕掛けより軽い仕掛けの方が、ある意味では保険的な所があり、それ（上下運動）が起こった場合でも、修正しやすい、もしくは違和感が軽減すると考えられる。

落とし鉛でしっかりウキ止めまで鉛を落とし、それからウキ下から針先までの張りをしっかりキープし刺し餌をフォールする。
頭では分っていても、それを実際にやる為には、それを修正する技術や経験、知識が非常に大事だということを強く感じた。

（※自分なりに思ったことを記事にしています。まだまだ勉強中の身なので、間違いなどもたくさんあると思います。また、釣りは色々なケースバイケースで行うと思いますので、あくまでも今回の釣行に学んだことを書きました。ご理解くださいませ。）


そのことを熟知したうえで、今回のコペンさんは仕掛けを組み立てて釣りをスタートした！

早速1発目の本命！



しばらく観察をして、自分も左側に釣り座を構えてスタート！

仕掛けを投入。。。

数投目。。。早速1枚目の元気な本命GET!あの事故記録な口太より引いてた（笑）（35ぐらい）

またしばらくして、2枚目。。。それからしばらくして3枚目。。。というパターンで本命は釣れる。。。

コペンさんも同じく本命を次々に取り込む！がコペンさん曰く「もっと連発しても良さそうだけど、単発過ぎる」とのこと。。。




途中省略。。。


ポツポツと釣れた状態から一変・・・
潮の流れが悪くなり魚の反応が全くない。。。

左から右に流れる手前の潮とは別に、もう一つ奥の手前より力強い潮に仕掛けを投入したコペンさん。。。

たまたま隣で観察中だったので、ラインの走りが良く見えた！
まさに、コペンさんがこの日試したかったことがようやく出来た！

どんなに重い仕掛けでも、魚に違和感を与えないようにきっちりとした形を作ると、魚が違和感なく一気に持っていく！
まさにそのことが確認出来た一枚だった！


仕掛けがしっかりしている状態で、手元の糸ふけやラインの状態が良くない場合でもそれはあえて修正しない！
修正すれば、逆に仕掛けを引っ張って、その時に魚に違和感を与えてしう可能性が出てくる。。。
まずは、しっかりとした形（ウキの状態）を作り、キープすることが優先（コペン塾より）


状況の悪い中で取り込んだ、納得の一枚をGET！（43cm）





結果的には、まだしっくりこなかったというコペンさんでしたが、釣りに対する技術はもちろんですが、理論が本当に凄くて、とても勉強になる釣行となりました！

結局、コペンさんはのんびり釣りをして10枚！美味しく食べて貰えるようにと、豆兄貴の為に釣れた魚は全てコペンさんがしめてくれました！

自分は一生懸命頑張って6枚の釣果でした。もっと修行頑張ります・・・



3時の回収に間に合わせて、2時を過ぎたところで納竿。。。

港にて写真を撮り。。。



またまた230キロのロングドライブ。。。

フィッシングKにて写真撮影を行い。。。



約24時間一緒にいたコペンさんを自宅まで送って帰宅じゃなくて、YSP任務を終え帰宅。。。

さすがに、No睡眠＆往復500キロ近いドライブでパタイ寸前。。。。
ルービー1本飲んだら爆睡してましたzzzz.....


最後に・・・


今回はとても勉強になる充実した釣行となりました。

ガン玉の調整（位置）、号数での使い分け、仕掛けの流し方、狙う場所、ハリスの長さ、針などなど、釣れない時に少し変化をするだけで、釣れたり（その逆も）するクロ釣り！ホント奥が深く、難しいところが面白いっす！

コペンさん、今回は本当に色々教えて頂きありがとうございました！
講習代は中州で支払います（爆）


帰りの車中では、コペン釣塾を開催（笑）
タメになる話ばかりで、帰りの200キロはあっという間でした（笑）


また次回も宜しくお願いします！
お疲れ様でした。


おわり